2017年4月26日水曜日

子供の頃の夢のバンドは、いつまでもレジェンドなのです。

(続き)

15歳当時にFMでKlimaxを聴き、18歳で現地でライブを見て、
いつからかKlimaxに「普通のメンバー」として参加する事が夢になりました。
レコーディングや私の曲をKlimaxと共に演奏するプロジェクトが実現しても、
その思いは変わりませんでした。


子供の頃の夢のバンドは、いつまでもレジェンドなのです。

先日はKlimax創立22周年記念コンサートがあり、
1stアルバムのヒット曲「consejo a mi amiga」を
創設メンバーのボーカリストと共に演奏する事に恵まれました。
演奏中に、彼はその場のアドリブで歴代の有名曲のコーラスを展開してゆくのですが、
それを知っている私とPiloto氏は何度も最高の笑顔と共に視線を合わせました。



偶然にも、18歳でキューバに訪れた時に、
当時のKlimaxのピアニストWicho氏に
この曲のTumbao(ピアノのパターン)を教えてもらっていました。
創設ピアニストTony Prez直系のそのオリジナルTumbaoを踏襲したtumbaoを弾くと、
Piloto氏からは最大限の笑顔が返り、
その笑みの中には懐かしさ、あの時代の情熱の火が見えるのです。



音楽家として、最高の幸せを感じています。
Piloto氏、Klimaxのメンバーに感謝。






(Gracias por las fotos Mariko Itagaki)